【漫画制作】GIMPのススメ#11範囲選択ツール④色域の選択

使用頻度は恐らく一番。画像の色を制御する

さて、選択ツールの最後の解説です。色域の選択はある意味一番使い方の簡単な選択ツールではないでしょうか?

これは主に単色で塗られた画像の一部を全て選択したい時に使うツールです。





いつもの落書きで解説すると簡単すぎるので、自らの製作中の作品をためしに開いてみます。

今製作中の作品の1コマです。実に複雑なレイヤー構成になってますが、この中で影にかけられているグレーを別の色に変えてみましょう。やりかたは、該当するレーヤーを選んで、グレーが塗ってあるところを色域選択ツールでポチッとクリックするだけです。これを真っ赤に塗りつぶしてみます。

どうでしょう?簡単ですね?

このツールはおなじ色を全て選択してくれます。前述したファジー選択との違いはファジーの方はいろいろな色が混在した画像でもその輪郭を選択してくれるという点です。ただし、ファジーは輪郭のはっきりしない画像に関しては正確性に劣る上に車輪のように中が抜けている画像は一番外側の輪郭を選択してしまいます。

どちらが使いやすいかはシーンによることでしょう。

また、この色域の選択はグレーの混じった線を黒く単色に塗りつぶすといった目的で私はよく使います。どういうことかというと、例の落書きファイルを例に見てみますと、

拡大してみると随分グレーが混じってますね?これははっきりした黒ではないです。ここで色域の選択ツールを使って真っ黒の線に処理してみましょう。まずツールオプションの しきい値 の項目を15くらいに設定して、画像の黒い部分をどこでもいいからクリックしてください。

恐らく黒もグレーも含めて殆どの線が選択されると思います。これを塗りつぶすと、

こうなります。図の作例だと元々の解像度が低かったために少々つぶれてしまいましたが(笑)。

以上で選択ツールまでの解説を終えます。おそらくここまでの機能が使えれば相当なことができるでしょう。みなさんも様々な試行錯誤を繰り返して画像処理を行ってみてください。

GIMPの使い方の記事は今後も書くこともありますが、まずは私の解説はここまでとします。そろそろ制作日誌を始めないと。




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