前回まで集中的に記事にしてきた冷却ユニットはなんとか稼働している。
大変問題なのはその冷却能力で、室温が30度を超えると効果も限定的なところ。
条件がある程度揃わないと効率は悪い。
しかし今夏はなにかと勉強になったので良しとする。
ペルチェ素子を冷却で使おうとした場合よく語られることだが、室温が30度を超えるとその冷却能力が著しく落ちるというのがある。これはターゲットとする温度が大抵20度台以下であることが多いからなのだが、30以上の空気で20度台への冷却ということは差が10度以上ということになるから、これは一般的な意味で同素子の性能の限界を超えてしまっている。
しかしエアフローや換気を効率的に設計し放熱に特化すればなんとかなるんではないか?との期待を込めてあのユニットを作ってみたが、いろいろと勉強になったこともあるので良しとする。
不幸中の幸いとして、なんと去年失敗したオオクワガタの繁殖になんと今年は成功したことがとても嬉しかった。
4セット(4ペア)組んでそのうち2つから幼虫を確認。成功率50%ではあるが、一歩前進と考えている。
計13匹の虫が取れた。
今年の冬はこの13匹を育てよう。
これで今年の夏の私の戦いは終わりだ。これ以上のユニットの改良は来年だな。
少し遠回りをしている気分である。
今年の春は壊れたバイクの修理に時間をとられ、夏は虫のための電子工作に時間をとられた。
自分は漫画描きなんだから、本当は漫画で忙しい状態が理想なのだ。こんなことしとる場合か?やはり秋以降は漫画に専念しよう。
当たり前だよねそんなの。
2年前に描き直すと決心した作品をどうしようか決め兼ねている。あれを直すより、あとから湧いてきたアイデアを新作として描きたいという気持ちが日増しに強くなってきた。時間と共に「今のアイデアの方が完璧に近いのではないか?」との思いが心の中で膨らんできてしまった。
あるんだよなぁ、こういうのって。クリエイターなら誰もが同じなんだろう。
完成直前まで描いたあの作品をどうするのか?との考えもあるにはある。あそこまでやっておきながらお蔵入りとは作品に悪いのではないか?とか。いっそあれは無料で閲覧できる漫画投稿サイトにでも上げてしまおうかとも考えたが、まだアレの扱いをひどく迷っている状態。そういった複雑な葛藤に『締切』を設ける必要があるだろう。
2週間以内に結論を出し、決めたことに全力を出す。
マンガonウェブさんが私の作品を載せてくれたのは2016年の初頭の話。アレをチャンスと考えて即座に動くべきだったのに、このようなことになっている(笑)。
だから急がなきゃ。
描き直すか迷っている作品でもご覧ください↓
う〜〜ん。やっぱ世に出すにしても大幅に描き直さなきゃなぁ(笑)。