【電子書籍】個人出版と広告のシェア

電子書籍はどう配信すべきか?

当ブログで何度か記事にしたが、個人による電子出版は売ることが難しい。売るのが難しいならユーザーが無料で閲覧できて、かつ描いた者に広告料がシェアされるサイトを利用すれば?との声も聞こえてきそうだが、広告料シェアだって様々な問題点があり、それで食ってくのはほとんど無理だと言える。





個人でやっているクリエイターが自作のコンテンツで収益を出そうとする挑戦の可能性は様々ある。代表的なのは電子コンテンツ化してAmazonなどの各販売委託サイトにアップロードすれば良い。しかしあげたからといってそうそう売れるモノでもなく、WEBを使って広報活動を行っている者は多いだろう。

WEB広報の代表と言えばやはりTwitterである。自身もあのSNSにはたいそう世話になっているので解るが、タイムライン上を観ていて広告じみたツイートがなんと多いことか。しかしああいった営業活動を行っている者の気持ちもすごくわかるので、時間が許す限りリンクをクリックすることにしている。

先日ある若いコスプレイヤーのモデルさんが私のTwitterのアカウントをフォロー返ししてくれた。きっと彼女もプロモートの一貫としてあのアカウントを使っているのだろう。試しにプロフィールにあるブログをクリックしてみたら、なんと個人でやっているモデルさんらしく「お仕事募集しています」とあの手のブログにありがちな文言が見えた。きっと仕事欲しくて仕方ないんだろうなぁ。

クリエイターだってモデルだって、自分のコンテンツを売ることがいかに難しいか。電子でコストを最小限に抑えた価格設定でもほんの数本しか売れないとか、まったく売れないと、駆け出しの者にはよくある話である。それでもなんとかかんとか集客しようとあの手のSNSなりブログなりを利用するが、世の中そんなに甘くない。

目の前にある壁は分厚く長いのだ。

ならば無料で広告収入?

そこで自分もそうだが、ならば閲覧者が無料で利用できるYoutubeやブログで広告収入を得ては?と誰もが考えるのだろう。しかしまぁこれもまた1閲覧あたりの収益が低いこと低いこと(笑)。これじゃあ数万人のファンがいてもどうにもならんことになるのは見え見えである。また、無料だかたと言って赤の他人様が見に来てくれるかと言うとそうでもない。

売るのも難しいし無料でも客が呼べない。結局はその配信者の能力の問題だとわかっていてもやるせない(笑)。

この辺を解決する方法はやはり団結することなんじゃないか?個人でコンテンツ売るって言ってもやっぱりどこの馬の骨とも言えん者が描いてた漫画を買う者も無料とはいえ閲覧する者も少数なら、複数のクリエイターが雑誌形式での配信を行うしか無いのかもしれない。

例えばの話、MediumなどのSNSを活用して同人誌界である程度有名になっている人なんかの作品と同じページに複数のクリエイターと掲載されるとか、そんなことがやりやすい状況が作り出せればことは有利に働くのだが。

いまやプロでさえやっていくのが難しい世相である。ましてや自分のような無名がちっとやそっとがんばったところでなかなか成果は出ない。

今はひたすら漫画を描こう。

ってなわけで、今↓のようなラフ漫画描いてます。今日は間に合わなかった。




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